9.27 釣りの神に許された男の話 ①
たしか昨年の末あたりだったでしょうか。
「オレ、釣りやってみたいんすよ。すごく興味があるんスよ。」
久しぶりに飲みに行った席で釣り談義に盛り上がり、茨城にヒラメを狙いに行ったのが最初だったと思います。
彼は海の神、釣りの神を怒らせるのが得意なのか、
「オレ、昔自衛隊に居たんで寒さとか揺れとか、全然平気っスから。」
と彼が発言すれば海は必ずといっていいほど「極寒」とか「シケ」とか「大雨」など試練を我々に与え、彼の挑発にことごとく神様は容赦しません。
そんな彼なのでなかなか「本命を釣る」という喜びを許されてませんでした。
「いや~、今日はさすがのおれも釣れちゃうんじゃないスか。」
神の怒りは容赦なく、釣れてあたりまえの日~仕立で真鯛船中20枚くらいあがった日(確か今年の2月か3月に網屋丸さんで仕立て、Tさん5枚、僕4枚、HTまでも4枚、JとINさんも2枚ずつくらいと満遍なく釣れた日)~でさえも彼だけボウズだったりしました。
そう、彼はヒラメ、マゴチ、真鯛、ワラサなど、我々が普段本命視している魚を拝んだことがないことが、もはやウリになってました。
彼には神の声が聞こえるそうです。
神さま : 本当にまだやんのか?やめてもいいんだぞ。お前は本当に釣りが好きなのか?
そんな彼に、僕がメールしました。
久里浜のワラサ、十年に一度の爆釣だからどうですか?
これがドラマの幕開けでした。
つづく。




















Recent Comments